埼玉県公安委員会指定教習所

長い夏もようやく終わり、秋風が吹くようになってきました。
秋は1年の中でも交通事故が多発する季節です。

秋は夕暮れが早まりますね。
夕暮れの時間帯、特に日没前後の1時間は「薄暮(はくぼ)時間帯」と呼ばれ、周囲の視界が徐々に悪くなることから、
・運転者、歩行者のお互いが発見が遅れる
・運転者、歩行者のお互いの距離感が掴みにくい
と言われています。
また歩行者が身につけている洋服も春夏に比べると暗い色（黒や茶色など）が増え、発見が遅れることも要因の一つとされています。
ちなみに青も車から視認しにくい色の一つです。

そしてこの薄暮(はくぼ)時間帯においては、道路を横断中の接触死亡事故が大きな割合を占めています。
夕方以降の歩行には車から確認しやすい色の洋服や反射材を身につけたりと、歩行者側も身を守る意識が必要です。

夕暮れ時は速度を控え、歩行者がいるかもと予測や備えをしながら慎重にハンドルを握りましょう。