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豆知識・法改正
2023.08.11

タイヤの空気圧

タイヤの空気圧 タイヤには「指定空気圧」があります。
指定空気圧とは、車種やタイヤのサイズに応じて指定されている空気圧のことです。
タイヤの空気圧を適正に保持することで、走行時に基本性能が発揮できるようになります。

指定空気圧はどこに記載があるかと言うと・・・。
国産車であれば運転席側のドアを開けたところ、センターピラー部分、給油口蓋の裏側、のいずれかに貼られているラベルに記載されています(写真参照)。

では空気圧が高すぎたり低すぎたりするとどうなるのでしょうか?
<高い場合>
①タイヤの真ん中だけが接地する形になりますので、抵抗が減る分多少燃費が向上しますが、タイヤの真ん中だけが減る形になり、タイヤの寿命が短くなります。
②接地面が少ないため、クルマがはねる様な感じになり、乗り心地も悪くなります。

<低い場合>
①タイヤが潰されるような形になるため、外側部分が摩耗し、タイヤの寿命が短くなります。
②走行時に安定せずクルマがふらつくようになり、乗り心地が悪くなります。
③著しく空気圧が低下しているとタイヤ内部が破損し、パンクの原因となります。

タイヤは常に指定空気圧を維持することを心がけましょう。
何もしていなくても毎日微量に自然と空気が抜けていきますので、こまめな点検が必要となります。
特に高速道路を利用して遠出をする際などは、必ず点検をしましょう。
空気圧計はガソリンスタンドなどで利用することができますが、日常点検としては接地面の異常がないかの目視確認も有効です。

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